Cubase 52009年04月15日 18時25分48秒

ホームページ共々しばらく放置状態のブログ。
宅録もいよいよネタ切れで、何とかしたいと思っていた頃にCubase5が発売され、起爆剤になるかなと思い新機能に期待して、バージョンアップした。

なんといっても今回のバージョンアップで目玉の新機能はピッチ修正の機能だろう。
VariAudio機能といって、オーディオデータをまるでMIDIデータのようにクオンタイズしたりできるのである。
早速、旧作のヴォーカルに使いピッチ修正をしてみた。
これがなんとも簡単に修正できてしまった。
ピッチ&ワープモードをオンにするだけで、自動的にピッチを検出。
一目でピッチが確認できてしまう。
もちろんピッチのずれも発見できるので、そこを選択し、正しいピッチの方向にドラッグしてあげればたちまち修正完了。
中には同一音程上でピッチが上がったり下がったりしているのもあるが、そこはなめらかピッチ曲線スライダーをあげれば、ピッチのゆれも修正可能というわけだ。

機能的にはplug-inソフトのMELODYNEと同じようなものであるらしい。
同じくピッチ修正ソフトのAutoTuneのようなエフェクト的にリアルタイムで修正するものではない。
その分、実にナチュラルに修正することができる。
AutoTuneは以前何度か使ったことがあるが、最近流行のロボットボイス的なサウンドが好きになれず、自然なピッチ修正は逆に手間がかかるので、全く使わなくなった。
その後はもっぱら自らピッチの悪いところを耳で検出し、部分的にピッチシフトを手動でかけていたが、これも非常に手間がかかっていた。

今回はおそらくその10分の1以下の時間で修正でき、しかもピッチの修正漏れがかなり無くなるはずだと思っている。
まあ、ピッチをはずさず、歌えるのに越したことはないのだが、自らのヴォーカルを修正してみるとなんとまあ、修正箇所の多いこと。。。。
また、修正後のヴォーカルを聞いてみるといかにピッチの正確さが大事かが判ってしまう結果に。。。。
こんな便利な機能を使わないで、ぴったりと歌ってみたいものである。
とはいえ、以前のヴォーカルをこの機能でチェックしてみて、より完成度の高いミックスをいずれしてみたいと思うこの頃である。

ピッチの修正の話ばかりになってしまったが、今回新たにサンプリングリブァーブが加わっている。
サンプリングリブァーブとは実際のホールやスタジオの残響をサンプリングしたリブァーブのことらしい。
プリセットにLAスタジオや日本のスタジオ、有名どころのホールの名前がいくつかあった。
実際スタジオのプリセットをかけてみたが、これが実に自然な響きをしている。
今までのリブァーブはどこかチープな感じがしていて好きではなかったが、これならアウトボードのリブァーブはいらないかもしれない。
またまた、ミックスダウンの楽しみが増えた感じである。

さておき、ホームページも昔のハードディスクレコーダによる録音時のもののままで、いずれ近いうちにはDAWの制作記事を載せたいと考えている。
DAWによるメリット、デメリット。
いや、デメリットなんてほとんど無いかも。
なんとかDAWによる制作の有効性が表現できないかと思っているのだが、未だにアイデアが浮かんでいない状態。。。。。
いずれにしても、現在の環境に即したホームページに前面リニューアルする予定です。
かなり時間がかかるとは思いますが、いつの日かこうご期待。

ACHILLES LAST STAND2008年06月15日 22時55分25秒

 ZEPの10分に及ぶ大作、「ACHILLES LAST STAND」がようやく完成した。

 制作を始めたのは今からおよそ13年前、95年の冬であった。
 以前から憧れていたこの曲、高校時代に一度バンドで無理矢理演ったことはあったものの、変則的なこの曲を再現するにはほど遠かった。
 特にボンゾのドラムスに憧れまくっていた私は何とか、打ち込みで再現できないかと思い始め、ヒューマンリズムコンポーザと名乗っていた中古のRoland R8を手に入れ、こつこつと打ち込みを始めたのである。
 100のリズムパートを全て使い切り、何曲分であろうかと思われる打ち込みは骨が折れたが、当時としてはリズムマシンでもなんとかボンゾの雰囲気を出せたように思えた。
 ヴォーカルの見通しもたたないまま、ギターのダビングをし、最終的にはリズムマシンから、音源をサンプラーに移し、8chアナログレコーダにより、自ら無理矢理ヴォーカルを録音したのが、97年。そのあまりにも貧弱なヴォーカルに幻滅し、お蔵入り。

 その後何年も放置状態であったが、バンドメンバーのぽおがヴォーカルスタイルが違うにもかかわらず、協力してくれるということで、DAWにより一から作り直した。

 ドラムスは一度サンプラーソフトに移し、DFH、BFDとボンゾのキットに近いものにグレードアップしたが、26インチというパスドラとラデックのキットの似たものがなかったことにより、またまたしばらく放置。今回BFD2としてバージョンアップしたソフトの中にドンズバのキットがあったので、これに置き換えたところ、長年追い求めていたサウンドにちかいものができあがったと思う。
 これらバーチャルドラム的なソフトはそれぞれノートナンバーやベロシティーレイヤーが異なるため、差し替えるときにはいちいち設定を変えなければならず、簡単ではなかった。

 この曲、ドラムスと並んで重要なのがベースだ。
 適度に歪んだサウンドであるが、普通の4弦のベースではなく、複弦のついた8弦ベースらしい。
 特に空ピックで16分音符を弾いているところは、まるでギターのようなサウンドだ。
 当方当然ベーシストでもないので、8弦ベースは所有しておらず、普通のジャズペタイプのもので録音した。
 適度にアンプシミュレータでオーバードライブさせ、録音したトラックにピッチシフトで1オクターブ高い音をミックス。 しかし、いざミックスダウンというときに重大な欠陥が見つかった。
 オーバードライブさせたベースでは低音域が全くなっくなっていて、いくらEQで補正しようにも無くなった帯域を上げることはできなかったというわけである。
 しかたなく、ここはもう一度録音し直すことに。。。。
 今度はサンズアンプを使い普通のベースサウンドで録音。そのトラックをプラグインのアンプシミュレータでオーバードライブ。ただ、低音域がなくなってしまうのは同じなので、原音を残しオーバードライブとミックスさせてみた。
 これなら低音と高音域のドライブサウンドを共存できるというわけである。たぶんオリジナルもこのようにしているのではないだろうか。
 後は同じくピッチシフトをかけ、EQでかなりドンシャリなセッティングにしてみた。
 ベースにかかわらず、このアルバムはかなりドンシャリなサウンドになっている。

 いつも思うことなのだが、できあがった曲をオリジナルと比べるとどうもハイファイ過ぎるきらいがある。
 当時のアナログ機材で録音したものと、DAWとシミュレータなどで作り上げた似非レコーディングではそもそも同じに仕上がるわけがないのではあるが、今回特にヴォーカルとギターが前に出すぎる感じがした。
 オリジナルはいい意味で奥に引っ込んでいて、広がりのある音になっている。
 そこで、いつもはかけ録りで使っているCubaseのプラグインで、アナログレコーダをシミュレートした「Magneto」というものを積極的に活用してみた。
 いつものDefaltではなく、もっときつくかかる設定にしてアナログっぽさを強調してみたところ、いい感じで奥に引っ込んでくれた気がする。
 コンプレッサーというよりもアタックが丸くなるリミッターのような感じだ。
 隠し味的なものだが、これからのレコーディングではこのセッティングで常用しようかと思っている。
 
 とりあえず、一応完成したわけであるが、大好きな曲だけに、いろいろと不満な点があれこれと。
 特にイントロのギターが違う。
 そもそも使用しているギターが違うかもしれない。
 まあ、たとえ使用楽器が明らかになったとしても、同じ楽器をそろえることは金銭的にも不可能だと思われ。
 ここはやはり、どんなにこだわっても自己満足するしかない世界。
 逆にチープな環境でどれだけ本物のサウンドに迫れるかという当初のテーマに戻って考えなくてはと思うこのごろ。
 いくら、ボンゾの使用したラディックキットのサンプルが手に入ったとはいえ、似非ドラムであることには変わらないのだから。。。

 ともあれ、音源はマイサウンド(旧プレイヤーズ王国)にて登録中です。
 音源公開まで今しばらくお待ちくださいませ。

ProjectMix I/Oその後2008年02月11日 22時19分33秒

ProjectMix I/Oを導入してから2ヶ月、とまどいながらもようやく操作にもなれてきたところ。
しかしながら、いっぺんに操作できるのは8ch分なので、トラックを切り替えるのが面倒なときは未だにマウスとキーボードで操作してしまうこともしばしば。

画像でもお解りの通り、モニター用ミキサーとProjectMix I/Oを逆にセッティングした。このほうがトランスポート類が真ん中にくるので、やりやすかった。
ところが、キーボードのEnterキーで再生することが多い。というのもProjectMix I/Oの前にキーボードを置いているので、再生ボタンよりもついついEnterキーを押してしまうというわけだ。
でもさすがに曲の途中でギターやヴォーカルのフェーダーを上げ下げするのはProjectMixでやるのがスムースだ。
しかもそれをCubaseで記録してしまうので、Mixは随分と楽になった。
ムービングフェーダーなので、曲の途中でフェーダーが自動で動くのはとても楽しい。
もう一つマーカーといって曲間にロケートする機能がCubaseにあるが、PCでロケートするには番号を打つか、一覧の中から選択するしかないのだが、ボタン一つで一つ前や後に次々とロケートできるのは便利だ。
またマーカーの登録もボタン一つで完了する。

トラックごとのEQやエフェクトのかけ具合なども8chのフェーダーに割り当てて行うことが出来るが、これは意外にもマウスで操作した方がやりやすかった。パンポットは8ch分一辺に操作できるが、センド量はどうもできないようだ。

トラック名がディスプレイで表示されるようになっているが、これは便利というよりもディスプレイがないタイプのものはかなりしんどいのではないかと思う。一応Cubase上でどこのトラックが選択されているかは表示されるのだが、PCのディスプレイがあまり大きくない(19インチ)ので、全トラックを表示できず、しかも自動でスクロールするわけではなので、どこのトラックを選択されているかPCでは分からないときがあるからだ。
また、PCの画面とProjectMixを交互に見たりするのはかなりしんどい。
ProjectMix 上でパンやエフェクトの状態を見られたりするのはとてもありがたい。

肝心の音質だが、偏見かもしれないが、やや堅い印象はある。
しかしMixに関してはいろいろなアナログをモデリングしたプラグインが充実しているので、コンプレッサーなど随分と太くてローファイな音も出せるようになってきた。
PCの性能が上がってきているため、相当数のトラックにコンプをかけてさらにマスターにかけているので、今更アナログではないとということはないだろう。
なんと言っても制作途中からトータルバランスをとりながらオーバーダビングできるのである。
しかも、ミックスバランスがそのまま保存されるので、リミックス時にはファイルを立ち上げるだけで以前のミックスが再現され、ミックスダウンのやり直しなどは殆ど苦にならなくなった。

随分と録音環境は進歩して楽になったが、やはり24chのミキサーは未だに忘れられない。なんと言っても24ch一度にフェーダーを見渡せるのは壮観だった。
コントローラではとうてい金銭的にかなわないものの、せめてものPCのディスプレイを少しでも大きくしたいと思うこの頃。
人間の欲というものはきりがないものである。

機材のリニューアル2007年12月17日 23時57分56秒

ProjectMixの交換も無事終了し、古い機材もオークションで売却。トラブルはあったものの、2週間でようやく録音ができる環境が整った。

何せ以前はアナログの24chをミキサーとパッチベイの間をマルチケーブルで引き回していたため、とんでもない数のケーブルがラックの裏に存在していた。
もちろん一旦全てのケーブルを外し、新たな機材をつないでいくわけだ。
ProjectMixはやろうと思えば、パソコンとケーブル1本で何もかもやれる分けだが、デジタルミキサーとしての機能はおまけ的なもの。
しかも、ギターを弾いているとどうしてもレイテンシー(デジタル処理の関係で若干出音が遅れる)が生じてしまうため、慣れるまで違和感がある。
そこでSR24は売却してしまったので、古い20年前のタスカムのミキサーを引っ張り出してきた。
何もそんな古い機材を使わず、コンパクトなミキサーが安価ででているが、金銭的な問題もあり、なんと言っても今では珍しいアナログメーターが4機もついているので、これを利用しない手はない。

写真で見ても新旧の機材が並んでいるのは妙な違和感があって、それもまた面白い。
流石に10年以上使用していなかったこともあり、ヴォリュームなどはガリがでているが、モニター用として使用するので、録音のクオリティーにはさほど問題がない。

そんな中、フロントに端子がついている最近のミキサーとは違い、全て裏側にケーブルを差さなければならないので、またまたマルチケーブルをラックの裏に引き回すことに。。。。
何年かぶりの大がかりな配線に、何日もかけ、終いには筋肉痛になる始末。しかも狭い中の配線は目を近づけて端子を探さなければならず、こんなところで老眼鏡のお世話に。。。。

いつもは機材を増やすたびにケーブルが足りなくなる。
しかも、長さが足りなかったりした使わないケーブルも増えていく。
今回はなるべく工夫して、新しいケーブルは購入せず、なんとか古いケーブルで配線をすませ、オークションでも3本ほどケーブルを処分したにもかかわらず、段ボール一箱で足りないくらいのケーブルがたまってしまった。
これらを一度に購入すると幾らくらいするのだろうと思うとぞっとする。
こんなところで散財しているのだなと思ってしまった。

オークションは思いの外、高額で処分でき、落札手数料を差っ引いても総額でProjectMixの価格を上回り、なんとか金銭的危機は脱した。
中には買った値段よりも高く売れたものもあり、ラッキーだった。
とはいえ、ここのところの音楽機材も値上げ傾向に。。。
高く売れた機材も値上がりしているが故の落札価格。
ProjectMixも昨年値上がりしており、こんなところにも値上げラッシュの影響がでているかと思えば、両手放しで喜んでいられない今日この頃である。

ProjectMixの使用感などについてはまた後日に。

M-AUDIO ProjectMix I/O2007年12月09日 23時16分29秒

いろいろと悩んだ結果、ProjectMix I/Oというフィジカルコントローラとオーディオインターフェースが一体になったものを購入した。

比較対象になったのは、YAMAHAの01XとTASCAMのFW1884だ。
01Xはバンドメンバーも所有しており、リヴァーブ内蔵のデジタルミキサーとして使用できるのが優れているが、リヴァーブは現在まで愛用しているアウトボードを使いたいため、出力が2chしかないので、候補からはずれた。
FW1884が一番入出力が多いので、第一候補だったが、一番古い製品なのか、どこの楽器屋にもおいてなかった。
残るはM-AUDIOのProjectMix I/O一つになってしまったが、幸い渋谷のロックオンに数台在庫があるということで、仕事帰りによってみた。
残念ながら実際に作動させることは出来なかったが、質感とかデザインや
つまみのレイアウトは良かった。
なにげにdigi003に似たデザインだと思ったが、それもそのはず、M-AUDIOはDIGIDESIGNの傘下に入っているとのこと。
いわばdigi003の廉価バージョンか。
取り敢えず、カードにてその場でお持ち帰り。。。。

とにかく今まで、24chミキサーをオーディオインターフェースなどにつなぎ、ラックの裏から何十本とケーブルを配線していたので、まずはProjectMixをつなぐまえにミキサーの処分から始まった。
ケーブルをはずし、オークションで売るために箱詰め、何日かかけてようやくProjectMixを作動させることが出来た。

土曜日にはゆっくりと実際にマルチトラックを再生してミックスダウンのテストを行うつもりだった。
アウトボードをProjectMixに取り込むようセッティングし、Cubaseの外部エフェクトの設定をしているときだった。
突然、Cubaseがフリーズ、どうなっているのかと首をひねっている間にPCがシャットダウン。あわてて電源を入れ直したが、今度はProjectMixが立ち上がらない。(汗) なんと全く電源が入らなくなってしまったのだ。
ひょっとして不良品?。
すかさず販売店に連絡したら、初期不良の可能性が高いと。。。。
日曜日はお店が休みなので、また月曜の仕事帰りに渋谷までいくことになってしまった。(涙)
とりあえず、在庫はまだあるようなので、新品と交換してもらう予定です。(不幸中の幸いか)

一難去ってまた一難。ようやくオークションの準備もでき、金銭的には何とか目処が立ってきたところなのに。。。。。

ともあれ処分中の機材はこちらです。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/ma_kaneta
もし必要なものがあれば入札よろしくお願いいたします。

続く。。。。。。