335その後2006年07月31日 21時12分29秒

購入したばかりの頃は大いに満足したトーカイ335であったが、1月足らずでピックアップが気になってきた。
そんな頃、本物の68年製の335を所有しているバンマスにスタジオで弾き比べを行った。
やはり高音の抜けが足りない、しかし本体はオールドよりもやや重い程度で、生なりはかなりいい線をいっている気がした。
そこで、リペアマンでもあるバンマスに隅々まで見てもらった。
すると木工に関しては、かなりのクオリティーだという。
それに比べてアッセンブリがよくないというので、ピックアップなど交換することにした。
PUはオークションでグリニング・ドッグ工房のLOOSE BUCKER A3というのがアウトレットで出品されていたので、半信半疑ながら落札してみた。
これは、ビンテージPAFの中でもややコイルの巻きが甘く、ルーズなタイプの製品で、アウトレットといってもボビンに細かい傷がついてるだけのものであった。
値段からしても量産品のセスラバーと大して変わらぬ価格なので、あまり期待していなかったのだが、これは思ったよりハイファイなPUだ。
LPに搭載しているバースト・バッカーよりもプレゼンスがでている感じだ。
一番の特徴であるルーズな感じは私の耳ではいまのところよくわからないが、マグネットのアルニコ3が自然な音質で、レンジの広さが気に入っている。(HPを見るとかなり詳しくPUについての記事が載っており、マグネットのタイプによる音質の違いなどが勉強になった。)

続いて、キャパシターやヴォリュームポットなどアッセンブリなどは全て交換することにした。
キャパシターはオレンジドロップからオイルコンデンサーに(恥ずかしながら、オレンジドロップはオイルではないと知らなかった)、トグルスイッチやポッドはUSA製に、ハットノブはインチにあわなくなったので、ギブソンの60年タイプに。
後、見た目では全くわからなかったのだが、バンマスの目ではブリッヂはよくないらしい。見た目はビンテージではないのだが、音質とノイズがでない利便性を考え、ゴトー製に交換した。
実際、ブリッヂを交換して音質を確かめると、バンマスの言うとおり、全く音質が違ったのはびっくりである。ゴトー製にすることにより、音はタイトに、サスティンもよくなった。流石リペアマンのいうことに嘘はない。

塗装はやはり表面のみラッカーのようである。
本来ならリフィニッシュしたいところだが、予算の関係でこれは来年以降に持ち越すことにした。

パーツ交換だけでもいろいろ勉強すると奥が深い。
すっかり逞しくなったトーカイはこれからもライブにレコーディングにほぼメインギターとして活躍してくれるに違いない。