TELECASTER2006年08月09日 17時31分55秒

FAB藤田氏渾身のハンドメイドギターである。
TOKAIを購入して数ヶ月というのに、冷静な判断力を失わせるのに十分な素晴らしいギターであった。

54年製テレキャスターから型をとったライトウエイト1Pアッシュのボディー、ビンテージと同じラッカーでブロンドフィニッシュを施している。
ライトウエイトアッシュといっても、スワンプアッシュではなく、ホワイトアッシュのライトウエイトなものだ。
手元のヘルスメータでは、3.2kgを割っているほどの軽量で、同じホワイトアッシュのストラトとは同じ種類の木材とはとても思えない。
なんといってもその軽量なボディーからくる素晴らしい鳴りだ。

実はテレキャスターといえば、70年代のものしか弾いたことがなく、ストラトよりも重く、非常に弾きにくいという印象しか持っていなかったのだが、これはまるで違うギターである。
本物のテレキャスターとはこういう音がするのかと驚かされた。

PUは藤田氏お勧めのディマジオ製「Twang King」を搭載している。
(Twang... 英和辞書に因れば、弦等のぶうん(びいん)と鳴る音、鼻声で話す。とある。)
まさにテレキャスターらしい切れのよいサウンドだ。
特にフロントの音にははまりまくっている。

ネックは同じく54年のものから起こしているかなり太めのUシェィプ。
しかし、これが意外にも自分にあったシェィプで、ネック角度の調整により、テンションがやわらかいせいか、非常に弾きやすくなっている。
わざわざ私のためにシムを使わずに好みのネック角度にしてくれたのは、藤田氏の心憎い気遣いである。

335を購入、そして改造、今回のTELEとすっかり小遣いがなくなってしまったが、同じブロンドのストラトがあるせいか、我が家では誰もこのギターが増えたことに気がつくことがなかったのは、実に幸運なことである。