STARMAN2007年03月21日 22時36分44秒

デヴィッド・ボウイ、今回初めてカバーするアーティストだ。
しかし、彼の音楽を聴くようになったのはここ10年足らずのことで、幅広くロックを聴いているようなふりをしているが、実は選り好みが激しく、特にビジュアルが全面にでているようなアーティストは以前から敬遠していた。

元祖ビジュアル系ともいえるデヴィッド・ボウイは当時グラム・ロックといわれ、そのルックスで異彩を放っていた。
私がボウイを知った頃はとくにダンス系の音楽で、当時プログレにはまっていた私には全く琴線に触れることはなかったわけだ。
しかし、10年ほど前にボウイのベスト盤を聴く機会があり、STARMANをはじめとした「ジギー・スターダスト」に収録されている数曲がかなり自分好みであることを知り、アルバムを購入する。
ロック・オペラ的なコンセプトアルバムで、詞の内容もかなり退廃的、プログレにはまっていた時代に聴かなかったのは全く不思議なくらいである。

グラム・ロックについては、当方全然詳しくないので、あまり語れないが、実際曲をコピーしてみて感じたことをいくつか書いてみよう。

イントロのギターはやはりかなり変わっている。
アコギの開放弦を活かしたコードで、わざと半音でぶつかるようにボイシングしてある。プレートリブァーブをたっぷりと効かせたサウンドとあいまって、かなり幻想的だ。
ドラムスが入ると打ってかわって、ドライなサウンドになる。
ここら辺がかなり気に入ったところで、しかもコード進行は一見普通のようだが、いきなりマイナーから入るのはとてもスリリングだ。
メロディーもブルーノート系ではなく、普通のダイアトニックであるが、ところどころ、9thを強調して歌っているあたりが変わっている。
語り口調の歌詞といい、かなり苦労したところである。
サビではストリングスも入ってきてゴージャスサウンドに。
控えめではあるが、後半のギターソロも渋く決まっている。
ここは、もう少しバンドっぽくアドリブをいれて目立たせてみた。

デヴィッド・ボウイの音域はそれほど広くなく、自分に近いので、せっかくバンドスコアを購入したので、他の曲にもいつかまたトライしたいと思う。
ここのところ、宅録に関してネタ切れ感があったのだが、まだまだいろいろなアーティストを取り入れる余地はあるなと感じた今日この頃だ。