New Trolls2007年04月09日 20時34分40秒



New Trolls(ニュートロルス)、イタリアを代表するロックバンドである。
実際日本ではあまり知られていないバンドだと思うが、ユーロ・ロックを聴く方なら、知らない人はいないほど有名なバンドである。
「コンチェルト・グロッソ」という、バロックをそのままロックバンドで演奏したようなアルバムが代表作で、今回そのコンセプトのパート3ということで、日本公演が実現した。
すでに昨年に初来日を果たしているが、前回オリジナルメンバーは「ビットリオ・デ・スカルツィ」のみだったが、今回「ニコ・ディ・パウロ」が参加するということで、12,000円という高額なチケットだったが、川崎クラブッチッタという少人数の会場ということで、4月7日の公演を見に行った。

70年代に一時期流行っていたロック・バンドとストリングス・オーケストラの共演という形で、いわゆるロックとクラシックを融合させたプログレ期のニュートロルスの再現だ。
自分は特にその時期のニュートロルスに固執しているわけではなく、むしろ後年のポップス系のアルバムを好んで聴いているが、今回、その演奏の素晴らしさに圧倒された。
特にコーラスはメンバー6人全員が担当し、とても分厚い素晴らしいハーモニーを聞かせてくれた。
オーケストラ・パートは日本の「トウキョウ・ヴィエール・アンサンブル」という楽団が担当していて、ロックファンも唸らせる素晴らしい演奏だった。 バロック調の旋律ということで、楽団も得意分野ではあったと思うが、私の席が丁度オーケストラの真ん前ということもあって、楽団の個々の表情もしっかりと見え、随分と楽しそうに演奏しているのが、印象的だった。
特にバイオリンのソロパートは白熱の演奏に感動した。

コンサートは2部構成で途中20分の休憩があり、その間に難波弘之氏を発見、昨年、ジョンレノンミュージアムにて、同じイベントに参加させてもらった経緯があり、思わず声をかけさせて頂いたが、ちゃんと自分を覚えてもらっていたのに、ちょっぴり感動。
難波氏もニュートロルスの演奏は絶賛しておりました。

後半も引き続き、「コンチェルト・グロッソ」の中からの演奏。しかし、個人的にはポップス時代の曲も演奏して欲しかったところ。
特に「Quella carezza della sera」はせっかくニコが参加しているのだから、リストに入れて欲しかった。
アンコールは何と40分もの演奏。2度のアンコールに応えて、代表曲2曲を2度も演奏するなど感謝感激。 実に3時間強の演奏に大満足のステージであった。

コンサート終了後、オリジナルグッズを購入すると「コンチェルト・グロッソ」のストリングス・パート譜をもらえるというので、思わず購入。しかもサイン会の参加券ももらえたので、憧れのビットリオとニコにサインを頂き、しっかりと握手もしてもらった。
最初は高いチケットだと思ったが、これならおつりがくるくらいの大満足である。

パート譜は1曲、ストリングスのみのものであったが、せっかくならこれを利用して宅録でもしようかと目論み中である。

CONCERTO GROSSO PER 1 ALLEGRO2007年04月22日 23時10分54秒

CONCERTO GROSSO PER 1

ニュートロルスのライブで手に入れたストリングスのパート譜を元にようやく宅録が完成した。
2週間足らずでの制作であるが、これでも自分としてはかなり早いペースである。鉄は熱いうちに打てといわんばかりに、だらだらと録音しているといやになってしまいそうなので、一気に録音してしまった。

スコアはストリングスのみだったので、ドラムス、ギター、ベースは苦手な耳コピーである。
しかしながら、3分足らずの曲であるため、比較的楽にコピーできた。
ギターソロは雰囲気をコピーしただけで、殆どアドリブでやってみた。最後のアームダウンはちょっとした遊び心だ。

ストリングスはバイオリン2パート、ヴィオラ、チェロ、コントラバスをそれぞれ打ち込んである。
最初のバイオリンはソロの音色を2台重ね、後半のオーケストラの音色とそれぞれ重ねている。
ポイントはタイミングをぴったりと合わせるのではなく、ほんの少しランダムにずれるように打ち込んだ。特に後半の16分音符で連打するところはオーケストラ全体でぴったりと合ってしまうと、妙な音色のフェイジングが生まれてしまい、それぞれ少しずつずらすことで解決した。

後半からチェンバロが入ってくるが、これはコード進行を適当に弾いて雰囲気を出してみた。

ビートルズなど、オーケストラの譜面は余り細かく採譜しておらず、今回本格的なスコアでストリングスを打ち込んだのは初めてであるが、ヴィオラやチェロなどの表記を読むのに手こずった以外は、やはりきちんとしたスコアで打ち込むのは随分と楽であった。
流石に採譜ミスなどはなく、これくらいの精度でバンドスコアが発売されればいいなと思うのは私だけではないはずである。。